長らく挑戦してきたB級戦ですが、やっと来年から東部A級に昇級となりました。
コロナ禍で降級もないですし、以前よりも人数が減っている印象なので、A級になりやすくはなっているのかなと思いますが、ジュニアさんや学連以外の方はそれなりに大変なのではないかと思います❗
今回はこれから二人で競技会に本格的に挑戦し、A級を目指していく人に対し、何が必要かということ、そして何をしてきたかざっくり説明しよう思います。
まず、何が必要かというと、カップルでかなりお金と時間をかける必要があると思います。
良い先生に習うと、レッスン料は高いですし、試合前は2レッスンかけることもあります。
それに加えて練習頻度も週3、4回位はした方が良いので、練習場代、衣装、髪上げ、出場料、登録料等、色々ともかかります。
さらに社会人は仕事を早く終わらせて練習時間捻出する必要も…。
もちろん、非凡な才能に恵まれていたり、既に上手いかなりの実力のリーダーとたまたま組めたのであれば、これらを全てをかけていかなくても、すぐに東部A級になれるでしょうが、そういった方は少ないと思います。
そのため、EJBDFでA級を目指していくならば、他にかけるお金と時間を2人のダンスに費やすのがスタートラインに立つ最低条件なると思います。
逆にこれをかけられないなら、B級で無難に楽しくゆっくりやる目標にしておかないと、苦しむと思います💦
お金と時間を確保したら次に何をしていくか。
大体の方はA級になってそこで終わりではなく、その先の維持等のことも考えれば、維持の条件となる選手権で準決勝に入ってこなければなりません。
そのためには3位以内で昇級するというのが1つの目安かなと個人的には思っております。
実際B級3位で昇級した今年は、準決勝にコンスタントに行くことが出来ましたが、コロナ前にB級5位だった時は選手権で準決勝に入るのがとても難しかったですし、B級戦もメンバーによるという、運任せにな状態でした💦
そこを念頭に置いた練習の方向性ですが…。
まずはB級準決勝~決勝にギリギリ入る段階の時。
ひたすら躍りを整えていく作業。
とにかく崩さずに踊る、自分に合う合わないは一旦置いておいて先生に言われた通りただやる。これをやっていきました。
おそらく、皆が行うのと同じで土台を固めていく感じですね。
次は整えたものを全部崩して見直していく段階。
やはりBの決勝上位になると、たまたま層が薄い時を除いて、ただ崩れないように踊るだけでは足りず、自分達がより踊りやすいところを見つけて行く必要があります。
特に高身長ではない選手は動いてなんぼなので…。
そのため、今まで積み上げたものをあえて崩しても、バランスや組み方を見直し大胆に変えていきます。
踊りかたを見直すに当たって、合うコーチャーを探し求め、変えることもありました。
この時期は躍り方を頻繁に変えるので、成績は停滞したりはします。
ただ、次の段階に行くため我慢の期間(私たちの場合コロナの期間に入ったこともあり、ここに2年位かかりました💦)だと捉え、成績は指針にはなりますが、それに一喜一憂せず、練習している躍りの内容を気にするようにはしていました。
そして、最後に必要なのが自分達の持ち味を理解すること。
これは躍りの方向性を決める上で結構大事で、整える段階を過ぎるとかなり大事な要素になると思います。
短所というのは、なかなか練習しても時間もかかりますし、強みになることはないので、長所を伸ばす練習、躍り方をしていくのが効率的です。
長所を把握し、躍りを整えた後にどう崩して、どう変えていくか、一定の指針になります。
自分達は容姿が良く見落とされない選手なのか、ピクチャーやトップの動きが上手い選手なのか、パワーがある選手なのか、色々客観的に俯瞰して自分達を見てみると良いと思います。
以上